留置場へ差し入れできる人
留置場への差し入れは、弁護士や家族・友人、赤の他人からも差し入れ可能で、直接留置場へもっていっても、郵送でもOKです。
面会と差し入れ品は、勾留されている人にとって、すごくすごく喜ばれます!
明日への生きる活力となるので、ぜひぜひ逮捕されてしまった大切な家族・友人へ面会とともに、本や雑誌の1冊でもいいので差し入れ品も届けてあげてください。
郵送でも差し入れ品が届くと、涙が出るほどうれしいです!
差し入れ可能品
差し入れ品目は下記の通り、かなり制限があります。
(警察署によってはもっと厳しい規定のところもあります。)
- 手紙(接見禁止処分の場合はNG)
- 書類(接見禁止処分の場合は、手紙的な内容のものはNG)
- 本や雑誌(アダルト本もOK)
- 何冊送っても大丈夫だが、一日に5冊程度しか本人に届かない(のこりは翌日以降に受け取れる)
- スウェット
- パーカータイプはNG
- ジッパー付きもNG
- ズボンの紐は取り除くこと
- ズボンの紐の穴は塞がなければいけない(縫い合わせておかなければいけない)留置場もある
- 女性の留置場では、紐の穴があるものがNGな留置場もある
- プリントされていても大丈夫な留置場が多いが、女性の留置場はほぼNG
- Tシャツ
- 男性宛はロンTやプリントのあるものもOKだが、女性宛は両方NG
- 女性宛は白がNG(ブラの差し入れが不可で、透けてしまうため)
- 伸縮性の高いもの(ヒートテックなど)はNG
- 靴下
- 男性宛はくるぶしが見えるスニーカータイプのみOKなところが多い
- 女性宛はかかとから10cm丈のみ(1cmでも違っているとNGなところもある)又はスニーカータイプのみの場合が多い
- パンツ
- 男性はブリーフ、ボクサー、トランクスのいずれでもOKなところが多い
- 女性はウエストにゴムがあるタイプしか許可していないところが多い
- 2重タイプもNG
- リボンや飾り、レースがあってもNG
- タオル
- 30cm×80cm前後のフェイスタオル(女性宛は、決まったサイズでないとダメなところが多い)
- バスタオルはNG
- ハンカチ(タオルハンカチ)
- 留置場によって規定が異なるが、15cm×15cmが規定サイズのところが多い
- 留置場によっては無地でないといけない
- 黒や濃い赤などを禁止しているところも多い
- 眼鏡・コンタクトレンズ
- 保存液に浸かっているものはNG
- 洗浄液も差し入れ不可
- 写真
- 便箋
- 現金(3万円以内のところが多い)
各警察署の留置場によって、独自のルールがあるのでこれらの規定が当てはまらない場合があるので、あらかじめ警察署へ問い合わせる必要があります。
また、女性宛は何故かめちゃくちゃ規定が厳しいです。留置担当へ電話しても教えてもらえない場合もある(「持ってきて実際に見ないとわからない」とか言われる)。
衣類やタオルに関しては、自分でそろえるのが難しい場合が多いので、差し入れ代行発送屋へ頼むのも一つの手です。
直接、留置場へもっていく
弁護士以外で直接留置場へもっていく場合は、平日の8時30分~17時15分(12時~13時は昼休み)で受け付けてるところが多いです。
郵送の場合は、受け取り検査の関係で、休日や時間外に受け取ってもらえても、休日明けや翌日の受付時間でないと検査できないルールのところが多いので、すぐに届かない可能性もあるので注意が必要です。
又、逮捕から72時間までは、弁護士しか差し入れできません。
郵送・宅配便で送る
郵送の場合は、受け取り検査の関係で、休日や時間外に受け取ってもらえても、休日明けや翌日の受付時間でないと検査できないルールのところが多いので、すぐに届かない可能性もあるので注意が必要です。
又、Amazonからギフトとして送っても警察署で受け取ってもらえないことが多い。
(警察に電話で確認したところ、「一度自宅で受け取って、改めて自分で梱包してから郵送するように」と言われてしまう。)