留置場用語集

留置場内での被疑者や警察官、弁護士にしか通用しない用語

1.担当さん

留置場で被疑者の監視・生活の世話をする担当警察官のこと。
元受刑者さんからは、「先生」や「おやじ」と呼ばれることも。
※初犯で刑務所に入ると担当官のことを「先生」と呼び、再犯で刑務所に入ると担当官を「おやじ」と呼ぶなごり?

2.宅下げ

弁護士や面会に来た人へ、自分の荷物(衣類やお金、家の鍵、スマホなど)を渡すこと。

3.自弁

逮捕時に持っていたお金で、昼食を買うことができる制度。
前日又は前々日に担当さんが「明日の自弁どうする~?」と聞きに来てくれるので、メニューから選んで注文する。
メニューは各留置場で異なり、かつ丼弁当・唐揚げ弁当・カレーライスなどのお弁当類、牛乳・野菜ジュースなどのドリンク、サラダ・目玉焼きなどの副菜をそれぞれ予約購入します。
警察署によっては、中華屋さんと提携しているところもあるようで、ラーメンやギョーザ・チャーハンを自弁として購入できるところもあるようだ。
又、土日はお菓子(どら焼き・カプリコなど)も購入可能なところもあります。

3.運動

警察署内の留置場内にベランダのようなところがあり、平日はそこで太陽を浴びることができる。(10~20分程度)
そこでは、髭剃り・爪切りを行うことが可能。
警察署にもよるが、5人前後が一度にベランダに出ることができ、部屋の違う被疑者同士の交流の場になる。
担当さんも2人ほどベランダで爪切りや電動髭剃りの貸し出し管理を行っていて、雑談にも応じてくれます。

4.用便

トイレおねがいしますの意

5.しゃがみ

う●ち

6.しらべ

刑事さんの取り調べ呼び出し

7.パイになる

無罪放免で釈放されること

8.アカ落ち

刑務所へ送られてしまうこと。受刑者になること

9.おやぶん

その筋の大物さん

10.接見

面会のこと。主に弁護士との面会を指す

11.報知器

留置場の各部屋や、裁判所で被疑者の待機室などに設置されている警察官を呼ぶための装置。ドアの横にあるボタンを押すと、外のドア上あたりに呼び出したことを示す印が飛び出す。

12.ヨンパチ

逮捕から送検されるまでのこと。48時間の意